きょうも気分てんかん

大人になってからてんかんを発症しました。 いろいろと気分転換しつつ、日々懸命に生きてます。

病院を変えた訳

てんかんと告知されたのは、病院を変えた事が切っ掛けです。
これまで、初めて発作が起きた時に救急で運ばれた病院の脳神経外科にずっと通っていたのですが、担当の先生が退職するとの事だったので、
 “どうせ先生が変わるなら、病院を変えてみても良くないか?”
と思ったのです。

 

なぜそう思ったのかというと…

 

(1)交通の便が悪い

病院事態は、別に不便な場所にあった訳ではありませんが、東京って、直線距離だと近くても、交通手段によっては遠いって事が結構あるんですよね。
救急車で行くなら確かに近いと思うのですが、車を持っていない私は、電車とバスを乗りついて行かなければなりません。
しかし、私は車酔いしやすいのでバスがあまり好きではなく、バスに乗る距離を歩いていくと30分程かかりますし…
私の主観によるところが大きいですが、とにかく面倒な立地でした。

 

(2)何となく不安

病院は、看護師さん達の対応も良かったですし、雰囲気は悪くありませんでした。
先生も、悪い人ではなかったのですが、明確な答えをくれる事が少ないと感じていました。


私は疑問を早めに解消したいタイプなので、気になる事は問診でこまめに伝えておりました。
先生は、しっかり話を聞いてくれるのですが、返事はいつも同じで、「もう少し様子をみましょう」で終わり。

人間は日々体調が変化する生きものですから、熱が出たり、頭痛がしたり、色々あります。
医学知識のない私でも、それくらいは理解していますから、気にしすぎるのも良くはないと思うのですが…
しかし、今まで感じたことのない違和感があった時は、てんかんに関係あるのかどうか、気になって仕方ない訳です。
そのため、「様子をみましょう」の積み重ねは、何となく不安でした。
(まぁ、他の先生が見たとしても「様子をみましょう」以上でも以下でもなかった可能性はありますけどね。)

不安すぎて、一度
 「私の病名はてんかんですか?」
と聞いた事があります。

答えは、
 「うーん… 検査で異常はないんだけどねぇ。でも、発作が出ているからねぇ…」
でした。

ハッキリてんかんだと言われず、でも薬は飲まなきゃいけなくて…
こっちは早く治したいのに、本当にこのままで良いのか、何となくの不安が増すばかりでした。

ちなみに、HPによると、その病院の脳神経外科は、脳卒中に強いと書いてありました。
だから、何となく「てんかんは専門外では?」と疑って見てしまい、勝手に不安に思っていた部分はあるのかもれません。(ごめんなさい)

 

 

現在、てんかんを専門としている病院に通い始めました。
自宅からは距離がありますが、通勤途中にあり電車だけで行けるので、交通の便はすごく良いです。
また、意識を失って倒れる発作の他に、気になっていた症状まで細かく伝えたところ、意識を失わない発作だった事が分かりました。

やはり“餅は餅屋”って事ですかね。

病院を変えるって、何となく不安がありましたし、てんかんも人によって千差万別なのでしょうから、これから先どうなるか分かりませんが、とりあえず、精神的に安心出来たのは良かったかなぁと思います。