きょうも気分てんかん

大人になってからてんかんを発症しました。 いろいろと気分転換しつつ、日々懸命に生きてます。

「基礎疾患をお持ちの方」だった!

連日、新型コロナウイルスのワクチン関連のニュースが報道されていますが、我が家にも、自治体からの「もうすぐワクチンクーポンを配るよ」という情報紙が入っておりました。
64歳以下の私にお知らせが来るタイミングはもっと先だと思っていたので、少々驚きながら紙面を読んでいると、さらに驚くべき発見がありました。

 基礎疾患の基準が変わっている!?!?

以前、調べた時には、てんかんは、基礎疾患に該当していませんでした。

しかし、今回、新たに以下が加わっていました。

重い精神疾患精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)


てんかんは、精神障害者保険福祉手帳、自立支援医療(精神通院医療)の対象です。

私は、手帳も持っているし、自立支援医療の受給者証を見たら、「重度かつ継続」欄に『該当』と印字されていました。
“基礎疾患あり”だったのです。

もちろん、全てのてんかんが、基礎疾患に該当する訳ではないと思います。
手帳を取得していない、又は要件に該当せず取得できない人もいるでしょう。
また、自立支援医療制度は、症状が殆ど消失している患者であっても、軽快状態を維持し、再発を予防するためになお通院治療を続ける必要がある場合も対象となるので、「重度かつ継続」に該当しない人もいるのかもしれません。
(自分以外をを知らないので、推測ですが…)

しかし、私のように、基礎疾患に該当するてんかんもあるのです。

念の為、厚生労働省のHPも見てみてみましたが、同じでした。
 >>基礎疾患等の範囲(厚生労働省)

基礎疾患の範囲は、“現時点の科学的知見等に基づいて検討された”そうで、「2021年3月18日時点」とあるので、そのタイミングで、てんかんが該当するようになったのかもしれません。

でも、なぜ急に基礎疾患に加わったのか?
重症化するリスクがあるという事なのか?

理由が気になるけれど、調べ方が分かりません。
厚生科学審議会 (感染症部会)の議事録も、本日現在、2021年1月15日分までしか公開されていませんでした。

まぁ、必要以上に不安になるのは良くないので、今まで通り、感染対策に気を付けていきたいと思います。


それにしても……
 私、重い精神疾患だったのか。

どうしても、“言葉の響き”が良くない気がしてしまいます。
しかし、重い疾患だからこそ、医療費の軽減など公共サービスが受けられるのだから、受け入れるしかありません。


【参考】
>>接種のお知らせ(厚生労働省)