きょうも気分てんかん

大人になってからてんかんを発症しました。 いろいろと気分転換しつつ、日々懸命に生きてます。

自立支援医療制度

11月の受診でてんかんを告知されましたので、病院にて、この制度が使えるとご案内頂きました。
自立支援医療制度(自立支援医療費制度)とは、医療費の助成制度です。
てんかん等の病気を抱える方の自己負担額が、1割になります。

 

てんかんの治療で、一番お金がかかるな~と思うのは、個人的にはお薬代です。
以前飲んでいたラミクラールは、1錠140円とか書いてあったような…?(当時)
医療保険で3割になるとはいえ、それを1日に複数飲む訳ですから、1ヶ月で考えるとそれなりの金額になる訳ですよ。

もちろん、薬の種類によってお値段は違うので、安い薬もあるのでしょうが…
てんかんの場合、発作が止まる事が一番大事なので、薬価で薬を選択できません。
だから、医療費が1割になるって、結構大きいと思うんです。


デメリットは…
病院の方の説明に加え、制度の概要もインターネット等で調べましたが、特に見つけられませんでした。

そのため、「申請しない事に、メリットは何もない」と判断いたしました。

診断書を作成して頂いたのですが、ここでひとつ疑問が。
 いつ申請に行くのがいいの?

受診時に薬の処方をしてもらいましたが、この薬の支払いから、早速制度が使えるのでしょうか?

インターネット等で調べても分からなかったので、薬局で聞いてみました。

自立支援医療費制度は、この制度を使う病院と薬局、それぞれ1箇所ずつ登録する必要があります。
そして、登録された病院で処方された薬を、登録された薬局で受け取る時に、助成制度が使えるそうです。

 
(1)病院受診。てんかんと診断。
 ↓
(2)自立支援医療費制度の申請の為、診断書を作成してもらう。
 ↓
(3)市・区役所等にて申請。受理の証明を受け取る。
 ↓
(4)病院受診。
   ※自立支援制度の助成が受けられる!!

 
大体こういう流れなんですが、薬の場合、(4)以降の受診で処方された薬に対して、助成制度が適用されるそうです。
つまり、(3)の後に(1)で処方された薬を受け取ろうとしても、助成制度は適用されないのです。

また、区の申請相談窓口に問い合わせた所、
「申請日 = 制度を使える様になる日」 との事。
この制度は2年毎に更新する必要があるそうなので、1回目に使う直前に申請した方が得… なのだと判断しました。

この判断が正しくあって欲しいなぁ。
一般的に助成制度というものは要件が複雑なので、分からない事は、しっかり調べる事が大切ですね。

 

※制度の詳細は、公的機関のHP等をご確認下さい。

>>厚生労働省 『自立支援医療』

>>東京都福祉保険局 『自立支援医療(精神通院医療)について』